使用している洗濯機が古くなり、そろそろ新しい機種に買い替えたいと思う方はいらっしゃるでしょうか?

買い替えの際は「下取り」や「買取」のサービスを利用すると、処分の手間を省きつつ新しい洗濯機をお得に購入することができます。

しかしながら、下取りの条件やサービス内容は量販店ごとに異なるため、どのサービスが自分に最適かどうかを迷う方も多いでしょう。

そこで本記事では、エディオンと一部の家電量販店の下取り・買取サービスの内容に言及しながら、それぞれの内容を比較して細かく解説します。

読者の皆さまが最適な選択をできるよう公平な視点を心がけて解説しておりますので、ぜひとも最後までご覧ください。

エディオンは洗濯機の下取りをやっているのか?

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エディオンでは、洗濯機の下取りサービスを提供していません

また、2025年3月時点においてはメーカーとのコラボキャンペーンを含めて将来的な下取りの実施予告もありません

したがって、エディオンで洗濯機を買い替える場合は古い洗濯機を処分することになりますが、購入金額に加えてリサイクル料金や収集運搬料といった諸費用が必要となる点に注意が必要です。

「できるだけ早く買い替えたい!」とお考えの方は、エディオン以外の下取り・買取サービスを提供している店舗を検討することで、よりお得かつスムーズに買い替えを進めることができます。

実施量販店を徹底比較

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では、エディオン以外の下取りや買取のサービスとはどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは主に下取りサービスを扱っているノジマおよびヤマダデンキの各サービスをそれぞれ比較します。また、現在ノジマでは独自の下取りサービスに加えて、環境に配慮したリユースを目指した「下取りチェッカー」と業務提携を結んでいます。一方、サービスヤマダデンキでは家電の買取サービスも実施しているため、あわせて比較をしてみます。なお、今回比較するサービスは以下の6つです。

  • 下取りチェッカー(ノジマと業務提携)
  • ヤマダデンキの大型家電買取キャンペーン
  • ヤマダデンキの良品買取サービス
  • ノジマモバイル会員限定下取り
  • ヤマダデンキの下取り値引き

下取り・買取の違いについて

各サービスを比較する前に、「下取り」と「買取」の違いについて簡単に押さえておきましょう。

まず下取りは、「今持っている物品を売り、その売却額を新品の購入費用の一部に充てて割り引いてもらうこと」を指します。

対して買取は、「今持っている物品を売り、その売却額をそのまま現金として手元に残すこと」を指します。

現在、これらは量販店によって名称と内容が混在している場合があり、同じ商品の買い替えについてを「無料下取り」として表す量販店もあります。

下取り・買取サービスは利用条件により異なるタイプがある

さらに下取り・買取サービスには利用時の条件によって内容が変わり、主に「購入商品を自由に選べるタイプ」と「購入商品が指定されているタイプ」の2種類に分けられます。

1つめの購入商品を自由に選べるタイプは、新しい洗濯機の購入に条件がなく、幅広い選択肢で洗濯機を買い替えられるのが特徴です。その反面、引き取ってもらおうとしている洗濯機が再利用できない場合はこのサービスが利用できません。

2つめの購入商品が指定されているタイプは、店舗側によってあらかじめ指定された商品の中から洗濯機を購入することで利用できるものを指します。購入商品の選択肢が限られている反面、基本的に壊れている洗濯機も引き取ってもらえることが特徴です。

より詳細な内容については、後述の【洗濯機の下取りについて】で解説をしております。ぜひご覧ください。

各サービスを金額面(下取り価格・買取価格)で比較

それでは、ここから実際に各サービスのいろいろな要素を比較していきましょう。

まず各サービスの金額面について、今回は2022年製のパナソニックのドラム式洗濯乾燥機「NA-LX127BL」を例に挙げて比較をおこないます。

サービス金額
エディオン(下取り・買取サービスなし)
下取りチェッカー82,500円
ノジマモバイル会員限定店頭下取りリサイクル費用支払い(4,180円~)+購入商品に応じて割引(店員と相談し30,000円以下の割引)
ヤマダデンキの下取り値引きリサイクル費用支払い(5,030円~)+購入商品に応じて割引(2,000~11,000円)
ヤマダデンキの大型家電買取キャンペーン25,000円
ヤマダデンキの良品買取25,000円
※2025年3月時点、ヤマダデンキの下取り値引きは対象商品購入時にあらかじめ設定された金額の割引となります

各サービスを調査した結果、最も査定額が高いのは下取りチェッカーであることがわかりました。その理由として、下取りチェッカーは家電業界では初めてとなる"中古市場価格を基準とした下取り"を採用しており、モデル・年式ごとに細かく価格が設定されていることが挙げられます。

一方、ヤマダデンキの大型家電買取キャンペーンおよび良品買取以外の一部のサービスはリサイクル料金や収集運搬費用などのリサイクル費用を支払わなければなりません。製品の状況によってはリサイクル費用が値引き額を上回ってしまい、結果的に支払いとなるケースもあるため注意が必要です。

なお、その他の家電量販店の下取りサービスについて詳細を知りたい方は、「洗濯機の下取りで最大限お得に!家電量販店8社の比較と失敗しないための注意点」をご覧ください。

各サービスを内容(引取対象・利用条件・併用の可否)で比較

次に、各サービスの内容を「引取対象」「利用条件」「他のサービスとの併用」の3つから見比べてみましょう。

サービス引取対象利用条件他のサービスとの併用
エディオン(下取り・買取サービスなし)
下取りチェッカー市場価値があれば対象商品の購入(購入商品を自由に選べる)○(ノジマモバイル会員限定店頭下取り)
ノジマモバイル会員限定店頭下取り壊れていても対象商品の購入(購入商品が指定されている)○(下取りチェッカー)
ヤマダデンキの下取り値引き壊れていても対象商品の購入(購入商品が指定されている)○(ヤマダデンキの良品買取)
ヤマダデンキの大型家電買取キャンペーン製造7年以内の正常稼働品のみ対象とくになし(購入不要)×
ヤマダデンキの良品買取製造7年以内の正常稼働品のみ対象商品の購入(購入商品が指定されている)
※「配送設置」と記載された商品の購入のみ
○(ヤマダデンキの下取り値引き)
※洗濯機についてのサービス内容を記載

まず引取対象について最も対象範囲が広いのはノジマモバイル会員限定店頭下取りとヤマダデンキの下取り値引きであり、壊れている洗濯機でも引き取ってもらえます。下取りチェッカーでは壊れている洗濯機が不可であるものの、市場価値さえあればモデル・年数に関係なく引取可能となっています。ところが、ヤマダデンキの大型家電買取キャンペーンと良品買取の場合は「壊れていないうえに製造7年以内の洗濯機のみ対象」とさらに対象範囲が狭くなってしまいます。

続いて利用条件をみると、ほとんどのサービスで「指定された商品の購入で利用可能」となっているものが多いです。一方、下取りチェッカーとヤマダデンキの家電買取キャンペーンについてはこのような条件が設定されていないため、購入商品を自由に選べるというメリットがあります。

最後に他のサービスとの併用についてですが、「下取りチェッカーとノジマモバイル会員限定店頭下取り」「ヤマダデンキの下取り値引きと良品買取」の組み合わせによる併用が可能となっています。もし併用可能な状況である場合は"下取りや買取による利益"と"や新品の購入価格の値引き"を同時に得られます。

これらの結果をまとめると、「引き取ってもらう洗濯機の対象範囲が広く、新品の購入商品の選択肢も多く、お得なサービスとの併用が可能である」サービスとして最も適しているのは下取りチェッカーであることがわかりました。そのため、まずは下取りチェッカーによる事前査定の利用をおすすめします。

ただし、「引取予定の洗濯機が再利用できない場合は購入商品を自由に選べるタイプの下取り・買取サービスの対象外」となってしまい、別のサービスを利用せざるを得なくなってリサイクル費用が必要となる場合があるため注意です。

各サービスを対象地域と利便性で比較

続いて、各サービスの利用可能な地域および利便性についてを比較してみましょう。

利用するサービスを決定したとしても、自身が居住している地域がそもそも対象外だった場合は決めた意味がなくなってしまいます。そのため、あらかじめ確認しておく必要があります。

下取りサービスサービス対象地域申込方法対応時間
エディオン(下取り・買取サービスなし)
下取りチェッカー一部地域のみWEBまたは店舗
(事前査定はLINEまたはWEB)
24時間
ノジマモバイル会員限定店頭下取り一部地域のみ店舗店舗営業時間
ヤマダデンキの下取り値引き全国WEB24時間
ヤマダデンキの大型家電買取キャンペーン全国店舗
(事前査定はWEB)
店舗営業時間(WEB査定は24時間)
ヤマダデンキの良品買取全国WEB24時間

対象地域については、全国的に展開しているヤマダデンキのサービスが最も広いです。一方、下取りチェッカーやノジマモバイル会員限定店頭下取りの対象地域は「関東甲信越と隣接する一部の県のみ」と限定的になっています。さらに、ノジマの通販サイト「ノジマオンライン」も下取り申込は可能となっているものの大型家電の配送エリアが「関東の一部および中部の一部」と対象範囲が狭くなっています。そのため、北海道・関西・九州などの関東近郊ではない地域に居住している方は、全国対応であるヤマダデンキのサービスを利用するのがおすすめです。

次に利便性についてですが、これは「できるだけオンライン上で手続きを済ませたい」「店頭でアドバイスを受けながら手続きをしたい」というような目的によって変わります。たとえば多忙で日中に手続きをするのが難しいという方の場合はオンライン上で手続きができるサービスを利用するのがおすすめです。これらのサービスは24時間いつでも申込が可能となっているため、購入したい洗濯機の見当をつけている場合は手軽かつ便利に買い替えができます。今回の場合、下取りチェッカー、ヤマダデンキの下取り値引き、ヤマダデンキの良品買取が該当します。

一方、店頭でスタッフと相談しながら洗濯機の買い替えをおこないたい方は店舗申込型のサービスを利用しましょう。今回の場合、下取りチェッカー、ノジマモバイル会員限定店頭下取り、ヤマダデンキの大型家電買取キャンペーンが該当します。専門のスタッフから助言を受けながら自身に合う洗濯機を購入できるのは利点であり、とくにノジマの場合は接客が行き届いているという評価も大きな加点となっています。

サービスの選び方

上記ではさまざまな視点から各サービスの比較をおこないましたが、実際に洗濯機の買い替えをする際は「結局どのサービスを選べばよいのか?」と迷ってしまうかもしれません。

その場合は、自身の居住地が対象エリアに該当するか、今持っている洗濯機がどの条件に該当するか、オンラインと店舗のどちらのサービスが自身にとってメリットとなるかといった点を優先的に考慮したうえで適切なサービスを選択しましょう。壊れた洗濯機や古い洗濯機などについてはリサイクル前提での処分も選択肢の一つとなるため、各サービスにおける下取り価格・買取価格・処分費用を比較して金額面で決定するのも一つの手です。

対象エリアであるサービスを選択する

下取り・買取サービスを利用する際は事前査定や申込の手続きが無駄にならないよう、現在の居住地がサービスの対象地域に該当しているものを選びましょう

関東甲信越に在住で少しでも高い査定での下取りを狙いたい方には、下取りチェッカーやノジマのサービスの利用がおすすめです。

対して北海道・関西・九州など下取りチェッカーやノジマのサービス対象外地域に住んでいる場合は、ヤマダデンキのサービスを選ぶとよいでしょう。

引取時にコスパの高いサービスを選択する

引き取ってもらう洗濯機が再利用可能かどうかによって、買い替え時に利用できるサービスも変わります。

とくに引き取ってもらう洗濯機が再利用できない状態の場合は「下取り不可」となって処分サービスを利用しなければなりません。また、壊れている洗濯機を下取りに出す場合も「リサイクル料金」が別途発生したうえで引取可能となるケースがほとんどです。どちらにおいても家電リサイクル法に基づく回収が基本となるため、必ずリサイクル回収料金2,530円~と収集運搬費550円がかかります。なお、収集運搬費については各社が独自に決定しており、それぞれ費用が異なります。

その反面、下取りサービスを利用した場合は量販店側が運搬を引き受けてくれる場合が多く、自力で収集所まで洗濯機を運ぶ負担が減ります。言い換えれば、もしリサイクル費用が値引き額より高くついてしまったとしても、少ない費用で重い洗濯機を運ぶ手間を省くことができるということになります。このようなサービスの場合は新品購入時の商品が限られてしまうものの、そのなかで欲しい洗濯機が見つかった場合は過度な労力をかけずに買い替えをおこなうことができます。

自身にとって利便性の高いサービスを選択する

また、自身の置かれている状況によって最も利便性の高いものを選ぶことも重要です。

「日中が忙しく、まとまった時間が取れない」という方はオンライン上で手続きができるサービスがおすすめです。こちらは簡単操作で短時間の事前査定をおこなうことができ、買い替え時にかかる予算や計画の組み立てが楽になります。とくに購入したい洗濯機をすでに決めている場合は、さらに買い替えの手間を減らせるため大きなメリットとなります。

一方、スタッフのアドバイスを受けながら慎重に買い替えをおこないたい方は、実際に店舗へ訪れて申込するサービスを利用するのがよいでしょう。

ただし、上記に掲げている量販店ではない店舗を常時利用している場合は、別途サービスの内容を確認しておきましょう。

少しでもお得な買い替えをしたいなら「下取りチェッカー」がおすすめ

数ある下取り・買取サービスの中で、高い査定を狙いつつ簡単に手続きをおこないたい方には「下取りチェッカー」がおすすめです。

下取りチェッカーは、LINEやWEBで順番に項目を選択するだけで手軽に古い洗濯機の査定額を調べられるサービスです。

事前査定が30秒、申込まで5分という短時間で手続きがおこなえるため、忙しい方もスキマ時間に利用できます。

また、配送と同時に古い洗濯機も引き取ってもらえるため自力での運搬も不要です。

さらにリユース前提のサービスのためリサイクル費用がかからず、モデルごとに市場価格を基準とした査定をおこなってもらえるので大きな利益を得ることができます。

お得かつ負担の無い買い替えを実現できる「下取りチェッカー」をぜひご活用ください。

洗濯機の下取りについて

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本記事の始めに「下取り」の概要を述べましたが、ここからは「洗濯機の下取り」に関する以下の3点を解説します。

それぞれ重要なポイントもあるので、ぜひ参考にしてください。

下取りサービスの基礎知識

冒頭でも述べたとおり、洗濯機の下取りとは「新しい洗濯機へ買い替えをおこなう際に古い洗濯機を引き取ってもらうサービス」のことです。

下取りは新しい洗濯機の購入が前提となるため、買取や処分に比べて条件が有利である傾向にあります。具体的には次の2パターンに分類できます。

  • 買取の値段が付くパターン(下取りチェッカー、ヤマダデンキの良品買取および大型家電買取キャンペーン)
  • リサイクル料金を支払い特典を受けるパターン(ノジマモバイル会員限定店頭下取り、ヤマダデンキの下取り値引き)※リサイクル料金がかからない無料下取りもあり

1つめは買取の値段がつくパターンで、下取りに出した洗濯機に対して金額が決められ、その金額分を新しい洗濯機の購入費用の一部に充てるものです。下取りに出す予定の洗濯機の市場価値が高い場合は高額な査定も期待できるうえ、古い洗濯機の再利用が前提となっているためリサイクル料金もかかりません。ただし、市場価値が低い洗濯機や壊れている洗濯機の場合は対象外とされる場合がほとんどです。

2つめはリサイクル料金を支払い特典を受けるパターンで、リサイクル料金を支払う必要がある一方で特定の商品購入時に割引を受けることができます。ただし、購入の際に値引き対象となる商品が限られており、値引き後の価格については独自に他の量販店と比較してお得かどうかを確かめる必要があります。

ここで注意すべきなのが、家電量販店やキャンペーンの種類によって「下取り可能でもリサイクル料金が必要」「壊れている家電でも下取り可能」というように対象範囲が異なる点です。サービスを利用する際は条件を満たしていないと下取りを断られたりする場合もあるため、事前に条件や内容を確認しておきましょう。

下取りが便利な方の見極めポイント

洗濯機の買い替えを検討している方は、下取りサービスを利用するのがおすすめです。

下取りサービスでは、古い洗濯機にも価値がついてお得に洗濯機を買い替えらるだけでなく、新品配送時に重くて古い洗濯機を引き取ってもらえるという大きな利点があります。もし購入を検討している家電量販店に下取りサービスがある場合は、まず下取りの利用を検討するのがおすすめです。

ただし、古い年式の洗濯機や状態が悪い洗濯機は、高い値段がつきにくいことや査定額が0円となって下取りできない場合もあることを理解しておきましょう。この場合はリサイクル料金がかからずに引き取ってもらえる場合もありますが、引取が難しくなる可能性が高くなります。

一方、利用予定の家電量販店に下取りサービスがない場合はリサイクルショップの買取やフリマアプリ・ネットオークションなどの利用をして売却をすることもできます。それでも売却ができなかった場合は、販売店のリサイクル回収などを利用して古い洗濯機を処分することなります。このように洗濯機を手放す方法は多岐にわたるため、自身がかけられる手間や求めている利益に達することができるかを考えながら最適なものを選びましょう。

家電リサイクル法とは

家電リサイクル法とは2001年に施行された「特定家庭用機器再商品化法」の通称であり、洗濯機やテレビなどの対象製品から有用な部品や材料をリサイクルしてクリーンな循環型社会を目指すことを目的とした法律です。

家電リサイクル法の対象となるのは特定の大型家電に限られており、以下の4種類となっています。

  • テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ含む)
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機
  • エアコン

家電リサイクル法に則って対象製品を廃棄する場合、自治体指定の家電販売店や自治体指定の回収業者に破棄する製品の回収を依頼します。その際は「リサイクル料金」の支払いが必要ですが、他の業者に中間処理施設への運搬を依頼する場合は別途「収集運搬費」も支払わなければなりません

洗濯機のリサイクル料金については、サイズではなく製造メーカーによって異なります。

主なメーカーのリサイクル料金は以下のとおりですが、基本どの店舗や引取業者に依頼しても同じ金額となっています。

主なメーカーリサイクル料金
日立、Panasonic、東芝、アクア、SHARP、ハイアールなど2,530円
サムスン電子2,640円
ツインバード、山善、エレクトロラックスなど3,300円

一方で、収集運搬料金については販売店や引取業者によって異なります。ほとんどの場合は「買い替え」と「処分のみ」のどちらかによって収集運搬料金が変わるため、依頼する際は事前に確認しておきましょう。

洗濯機の処分する5つの方法

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洗濯機の処分方法としては、以下5つの方法が挙げられます。

それぞれ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

エディオン処分サービス

エディオンでは、洗濯機の下取りサービスを実施していません。そのため、古い洗濯機はリサイクル回収してもらうことになります。

洗濯機のリサイクル回収には、リサイクル料金(2,530円〜)と収集運搬料金(2,750円)がそれぞれ必要です。

また、買い替えではなく古い洗濯機の回収のみを依頼する場合は追加で出張費(3,300円〜)がかかります。

他の家電量販店で買い替え時に回収依頼をする

他の家電量販店で洗濯機を買い替える際に、あわせてリサイクル回収を依頼するのもひとつの方法です。

当然ながら、他の家電量販店に依頼する場合もリサイクル料金と収集運搬料金が必要になります。

先述のとおり、リサイクル料金はどの家電量販店であっても同じですが、収集運搬料金はそれぞれ異なります。

また、家電量販店に洗濯機の処分を依頼する場合は「買い替えあり」と「処分のみ」によっても収集運搬料金が異なるので注意が必要です。

主な家電量販店の収集運搬料金は以下のとおりです。もし利用を検討している家電量販店が複数ある場合は、洗濯機の価格に加えて収集運搬料金も比較してみるとよいでしょう。

家電量販店買い替えあり処分のみ
ノジマ1,650円3,300円
ヤマダデンキ2,500円2,500円+2,750円(訪問回収費)
ヨドバシデンキ550円記載なし
ビックカメラ2,200円7,200円
コジマ2,200円記載なし
エディオン1,650円過去に同社で購入した商品:2,750円
同社で購入していない商品:3,850円
ジャパネットたかた2,750円記載なし
ケーズデンキ2,750円2,750円+3,300円(出張費)
各家電量販店の収集運搬費まとめ

各家電量販店の下取り条件を見て購入の比較検討されたい場合は、「洗濯機の下取りで最大限お得に!家電量販店8社の比較と失敗しないための注意点」の記事もご確認ください。

リサイクルショップに買取してもらう

洗濯機の年式や状態によっては、リサイクルショップで買取してもらうのも一つの方法です。

リサイクルショップによる洗濯機の買取ではリサイクル料金などの処分費用がかからないため、余分な出費を抑えてお金を得ることもできます。

リサイクルショップを利用して古い洗濯機を売却する際は、洗濯機を直接リサイクルショップに持ち込むか、出張買取に対応しているリサイクルショップに自宅まで訪問してもらうかのいずれかとなります。

ただし、リサイクルショップでは買取金額がそれほど高くないことも多く、出張買取を利用する場合は出張料や作業料といった余分な手数料を取られることもあります。

また、状態が悪かったり年式が古かったりする洗濯機は買取不可になるケースもあります。この場合、リサイクルショップ以外の方法で処分することになります。

ネットオークション・フリマアプリを利用する

近年ではネットオークションやフリマアプリの利用によって、洗濯機を個人同士で直接売買する方が増えています。取引に関するやり取りに業者は介入をしないため、他の買取方法と比べて諸手数料が低く高額買取を狙える可能性があります

しかし、買い手とのやり取りに加えて売却時の梱包や発送などといった手続きも自分でおこなわなければなりません。さらに、個人間によるやり取りが故に、買い手とのコミュニケーションや対応が不十分な場合などはトラブルに発展するケースも多いため注意が必要です。

自治体指定の回収場所に持って行く

もし自力で洗濯機を運ぶことができる場合、自治体指定の回収場所に持ち込んで処分を依頼することもできます。

業者に運搬を依頼しないため収集運搬料金がかからず、リサイクル料金のみで洗濯機を処分できるのがメリットです。

自治体指定の回収場所に持ち込む際の手順は、以下のとおりです。

  1. 自治体が指定する回収場所を確認する(電話、自治体ホームページなど)
  2. 郵便局で家電リサイクル券を購入する
  3. 回収場所に連絡し、持ち込む日時を確認する
  4. 回収場所に洗濯機を持ち込む

ただし、洗濯機を運ぶ際にトラックなどをわざわざレンタルしなければならない場合は回収場所への持ち込みをおすすめしていません。なぜなら、運搬用の車をレンタルするための料金が必要となって余計に費用がかさんでしまうからです。

また、自力で洗濯機を運ぶには大きな手間もかかるので、よほどの理由がない限りは他の業者などにリサイクル回収を依頼するほうが無難です。

メリットの多い処分方法まとめ

「では実際にどうやって処分をしたらいいの?」と悩まれた方向けに、以下おすすめの処分方法を目的ごとにまとめました。

希望条件おすすめの処分方法
再利用可能な洗濯機を処分して首都圏で買い替えをしたい下取りチェッカー
再利用可能な洗濯機を処分して買い替えをしたいヤマダデンキ良品買取orヤマダデンキ大型家電買取キャンペーン
再利用できない洗濯機を処分して買い替えをしたいノジマモバイル会員限定店頭下取り、ヤマダデンキ下取り値引きなど
お得に買い替えなしに再利用可能な洗濯機を処分したい個人間売買orリサイクルショップへの持ち込み
手軽に買い替えなしに再利用可能な洗濯機を処分したいヤマダデンキ大型家電買取キャンペーンorリサイクルショップの出張買取
お得に買い替えなしに再利用できない洗濯機を処分したい自治体の回収場所へ持ち込み
手軽に買い替えなしに再利用できない洗濯機を処分したいエディオンなどの販売店に引き取り依頼or自治体固有の処分方法

洗濯機の処分を考える際には、再利用の可否や買い替えの有無が重要な判断基準となります。

処分を進める前に、「下取りチェッカー」を利用して簡単な事前査定を行い、現在の洗濯機が再利用可能かどうかを確認するのがおすすめです。事前査定は、洗濯機の基本情報を入力するだけで短時間で完了するため、買い替えの予定がなくても気軽に利用できます。

まとめ

画像出典:写真AC

エディオンでは、洗濯機の下取りを実施していません。そのため、もしエディオンで下取りを利用しようとしている方は期間限定キャンペーンを待つ必要があります。

しかし、そのタイミングがいつ訪れるかはわかりません。エディオン以外であれば下取りサービスをおこなっている家電量販店も存在するので、特別な理由がない限り他の家電量販店のサービスの利用を検討してみることをおすすめします。

主な家電量販店で下取りサービスに力を入れているのはノジマとヤマダデンキですが、とくにノジマの「下取りチェッカー」の利用がおすすめです。下取りチェッカーではLINEやWEBで気軽に事前査定をおこなうことができる上、下取り時の手続きも簡単であり大きな手間がかかりません。さらに、一般的な買取相場よりも高い価格での下取りを実現しており、他社以上に洗濯機をお得に買い替えられる可能性が高いことも魅力となっています。

洗濯機を最大限お得に買い替えたいと考えている方は、ぜひ下取りチェッカーを利用してみましょう。

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shimizu
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